様々な分野の第一線でご活躍の先生が講師を務める連続講座です。2024年度は15年目を機に 「音楽総合力UPワークショップ」から「セミナー」へ改称しました。 継続的に学ぶ機会をぜひご利用ください。
- お申込みは11回通しのみ。(特別講演を含みます)
スケジュール
- 日程、講師、公演内容は変更となる可能性もあります。予めご了承ください。
2024年4月17日
上田泰史(音楽学)、飯島聡史(ピアノ演奏)
「スタイル」と「レトリック」の視点から表現を探究しよう~2024年コンペティション課題曲を例に
上田泰史:京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学修士課程修了後、博士論文「パリ国立音楽院ピアノ科における教育――制度、レパートリー、美学(1841~1889)」(東京藝術大学)で博士号を取得。在学中に安宅賞、アカンサス賞受賞、平山郁夫文化芸術賞を受賞。2016年、博士論文 "Pierre Joseph Guillaume Zimmerman (1785-1853): l'homme, le pédagogue, le musicien" で同大学博士号(音楽・音楽学)を審査員満場一致で取得。2015年、日本学術振興会より育志賞を受ける。2018年4月より2021年3月まで日本学術振興会特別研究員(SPD)。日本音楽学会、地中海学会会員。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会評議員、同協会メディア委員、ピティナ音楽研究所音楽研究室長・上級研究員(非常勤)。
飯島聡史:国立音楽大学を経て、同大学大学院音楽研究科修士課程を首席で修了。修了時、最優秀賞及びクロイツァー記念賞を受賞。その後、同大学大学院音楽研究科博士後期課程において博士号(音楽)を取得。第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール本大会(ワルシャワ・ポーランド)に出場する等、フォルテピアノでの活動にも積極的に取り組む。国立音楽大学大学院音楽研究科非常勤助教を経て、現在、広島文化学園大学学芸学部音楽学科専任講師。
2024年5月8日
外山啓介(ピアニスト)
プロのピアニストとは
ピティナピアノコンペティション第20回D級金賞、第21回E級銀賞。 第73回日本音楽コンクール第1位。 東京藝術大学、ハノーファー音楽演劇大学留学を経て、経て東京藝術大学大学院修了。 N響、読響、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団など、国内外の主要オーケストラと共演。エイベックス・クラシックスより9枚のソロアルバムをリリース。 2007年サントリーホールをはじめ全国各地で行われたデビュー・リサイタル以来、毎年全国規模のリサイタル・ツアーを行っており、札幌大谷大学、洗足学園音楽大学、桐朋学園大学にて後進の指導にも力を入れている。
2024年6月12日
岩田誠(脳神経内科)
脳と音楽
音楽はいかにして生まれたか&失語症に罹患した音楽家たち
1967年東京大学医学部卒。仏、米に留学。1994年東京女子医科大学神経内科主任教授、2004年同医学部長。2008年同定年退職、名誉教授。2009年よりメディカルクリニック柿の木坂院長。中山賞、仏日医学会賞、毎日出版文化賞、時実利彦記念賞特別賞を受賞。日本神経学会、日本自律神経学会、日本神経心理学会、日本高次脳機能障害学会、日本認知症学会、日本頭痛学会各名誉会員。米国神経学会外国人フェロー。仏国立医学アカデミー外国人連絡会員。日仏医学会名誉会長。音楽医療研究会名誉会長。臨床音楽協会代表理事。
2024年7月10日
大井剛史&角田鋼亮(指揮者)
指揮者×指揮者の対話
大井剛史:東京佼成ウインドオーケストラ正指揮者。2024年4月より同楽団の常任指揮者に就任予定。東京藝術大学指揮科卒業、同大学院指揮専攻修了。仙台フィル副指揮者、ニューフィル千葉(現・千葉響)常任指揮者、山響正指揮者を歴任。このほか全国の主要オーケストラを指揮。レパートリーは極めて広く、オーソドックスな管弦楽/吹奏楽の作品を中心として、現代音楽の初演、ゲーム音楽、映画音楽、ポップスなどありとあらゆる音楽を手がける。東京藝術大学音楽学部器楽科非常勤講師(吹奏楽)。尚美ミュージックカレッジ専門学校客員教授。
角田鋼亮:東京芸術大学大学院指揮科修士課程、ベルリン音楽大学国家演奏家資格課程修了。第4回ドイツ全音楽大学指揮コンクール第2位。N響、読響、都響など国内外主要オーケストラと共演。2024年よりセントラル愛知交響楽団音楽監督に就任予定。同楽団とは2015年 指揮者、2019年 常任指揮者のポジションを務めておりキャリアを構築している。2016-2020年大阪フィル指揮者、2018-2022年仙台フィル指揮者を歴任。いま日本で最も期待される指揮者の一人として活躍の場を拡げている。
2024年9月4日 ※都合により当初予定の11日より変更となりました。
中村栄太(情報学、物理学)
コンピューターを通して知る音楽
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。現在、九州大学大学院システム情報科学研究院准教授。これまで、素粒子理論、音楽を主とする文化知能情報学、文化進化の研究に従事し、80件以上の雑誌論文・国際会議論文を発表。情報処理学会山下記念研究賞などを受賞。自動伴奏やピアノ編曲、自動採譜、ピアノ運指推定、音楽スタイル進化解析などの研究成果で世界的に高く評価されている。2020年には進化する自動作曲システム「CREEVO」を公開、2021年には高精度のピアノ自動採譜手法「耳コピAI」を発表。
2024年10月16日
嶋崎雄斗(打楽器奏者)
遊びで身につくリズム感&世界の打楽器を知ると音楽はもっと面白い!
3歳よりマリンバを、中学生でドラムを始める。 武蔵野音楽大学ヴィルトゥオーソ科マリンバ専攻、同大学院ヴィルトゥオーソ・コース卒業。 マリンバやドラムを中心に打楽器のオールジャンル演奏家として全国各地でコンサートやイベントに出演する他、作曲家として多数の楽譜を出版し世界各国のコンサートで演奏されている。
電子マリンバ「malletKAT」モデルプレイヤー
(株)こおろぎ社neoria契約アーティスト
楽器店大賞2022「打楽器プレイヤー部門」大賞受賞
嶋崎音楽教室代表
YouTube登録者数21万人
電子マリンバ「malletKAT」モデルプレイヤー
(株)こおろぎ社neoria契約アーティスト
楽器店大賞2022「打楽器プレイヤー部門」大賞受賞
嶋崎音楽教室代表
YouTube登録者数21万人
2024年11月6日
近藤 薫(ヴァイオリン)
社会における音楽の役割
~Nature-Centeredの視座の獲得~
~Nature-Centeredの視座の獲得~
東京藝術大学をアカンサス賞を受賞して卒業後、同大学大学院修士課程修了。2015年から東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターを務める他、フューチャー・オーケストラ・クラシックス(旧・ナガノ・チェンバー・オーケストラ)、バンクーバー・メトロポリタン・オーケストラでもコンサートマスターを務める。長野市芸術館シーズンプログラム・プロデューサーとしてリヴァラン弦楽四重奏団を主宰。東京大学先端研では先端アートデザイン分野の設置に尽力、現在、特任教授としてアート的な感性による新しい社会概念の構築を目指す。 現在、東京音楽大学 非常勤講師、洗足音楽大学 非常勤講師、東京大学先端研特任教授。
東京フィルハーモニー交響楽団創設時のコンサートマスター近藤富雄は祖父で、三世代に渡ってヴァイオリニストという音楽家の家系に育つ。愛知県出身。
東京フィルハーモニー交響楽団創設時のコンサートマスター近藤富雄は祖父で、三世代に渡ってヴァイオリニストという音楽家の家系に育つ。愛知県出身。
2024年12月4日(水)11:00-12:00
特別講演
ハラミちゃん
特別講演:ハラミちゃん・ピアノを語る
2019年6月から「ハラミちゃん」として活動開始。現在、ストリートピアノを演奏したYouTubeでの動画総再生数7億回以上、チャンネル登録者220万人超え。1stアルバム『ハラミ定食』ではBillboardチャートで週間1位を獲得。YOSHIKIさん、広瀬香美さん、劇団四季さんなどの著名人コラボでも話題。2022年1月には日本武道館にて女性ピアニストとして14年ぶりに単独ライブを実施。「ピアノを身近な存在にする」を目標に活動している。
2025年1月16日
篠崎史子(ハープ奏者)
後日発表
桐朋学園大学を首席で卒業。J. モルナール氏に師事。後、アメリカに留学し、M. グランジャニーの各氏に師事。1970年、イスラエル国際ハープ・コンクール3位入賞。 1972年、「篠﨑史子ハープの個展I」を開催(同シリーズは、2022年までに15回開催された)。1973年、小澤征爾指揮のベルリン・フィル定期演奏会に出演したほか、ヨーロッパの各フェスティヴァルに出演。1974年文化庁在外研修員として西ベルリン、パリに留学。L.ラスキーヌ氏に師事。 1972年から邦人作曲家に対しハープのための新作委嘱を続けており、その数は37曲を数える。これまでに国内外の主要オーケストラと共演する他、ランパル、ニコレ、ゴールウェイ、ガロワら世界的に著名なフルート奏者とも共演。十数枚のCDが主要レーベルより発売されている。 現在、東京音楽大学、桐朋学園大学音楽学部において、後進の指導にも当たっている。
2025年2月5日
上野達弘(著作権法学)
音楽家のための著作権講座~演奏や指導のための基礎知識~
京都大学法学部卒、同大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。成城大学法学部専任講師、立教大学法学部教授を経て、2013年より現職。著作権法を中心とする知的財産法を専攻し、著作権法学会理事、文化審議会著作権分科会委員等も歴任。主な著書として、『著作権法入門』(共著、有斐閣)、『〈ケース研究〉著作物の類似性判断――ビジュアルアート編』(共著、勁草書房)、『教育現場と研究者のための著作権ガイド』(有斐閣)。
2025年3月26日
川島素晴(作曲)
ピアノにおける「演じる音楽」の実践
東京芸術大学卒、及び同大学院修士課程修了。作曲を松下功、近藤譲の各氏に師事。1994年より「演じる音楽」を提唱、国内外で作品が上演されている。秋吉台国際作曲賞(1992)、ダルムシュタット・クラーニヒシュタイン音楽賞(1996)、芥川作曲賞(1997)、一柳慧コンテンポラリー賞(2017)などを受賞。現代音楽の演奏、企画、「題名のない音楽会」や「現代の音楽」をはじめとした番組出演も多数行っている。国立音楽大学及び大学院准教授。東京大学非常勤講師。(一社)日本作曲家協議会副会長。 ここのところ、2021年浜松国際ピアノコンクール(開催中止)、2023年カワイ音楽コンクールの課題曲など、ピアノコンクールの課題曲が続いている。
概要
募集コース
全2コース 各回10:30開始/約2時間
◆ 東京会場コース(東京・巣鴨 )定員:30名
◆ オンラインコース
- ピティナ本部事務局<東音>ホール(JR 山手線/ 地下鉄都営三田線「巣鴨駅」南口徒歩1分)
- オンライン受講コースは、毎回リアルタイムで閲覧いただけるURL をメールでお届けいたします。アーカイブは後日e ラーニングで約1 カ月間閲覧いただけます。
参加料
● 東京会場コース
割引区分 | 一般 | 会員 |
---|---|---|
超割
2024/1/31(水)まで |
¥41,000 | ¥36,000 |
早割
2024/3月末まで |
¥43,000 | ¥38,000 |
通常
2024/4/1以降 |
¥45,000 | ¥40,000 |
● オンラインコース
割引区分 | 一般 | 会員 |
---|---|---|
超割
2024/1/31(水)まで |
¥31,000 | ¥26,000 |
早割
2024/3月末まで |
¥33,000 | ¥28,000 |
通常
2024/4/1以降 |
¥35,000 | ¥30,000 |
■ここがポイント!
1.ファシリテーター制
各講座で"案内人"が付きます。講座中、「ここをもう少し掘り下げて聞きたい」等、受講者がその時々で漏らさず訊きたいことをファシリテーターがオーガナイズ!講師と受講者が身近にやりとりしあう場に。
2.すべての受講者が通年でeラーニングの閲覧可能
東京会場にお越しの方でも講座開催後2024/4/1以降替に、ご利用ください。
Q&A
東京会場コース
● 欠席しなければいけない場合、振替等の措置はありますか?
出欠席に関わらず全ての回でeラーニングにて受講いただけます。欠席された回はeラーニングでの受講をご利用ください。セミナーレポートもご提出いただけます。
eラーニングコース
● 定額見放題に登録していれば、こちらのeラーニングも観られますか?
音楽総合力UPワークショップのeラーニングコースは、定額見放題コンテンツには含まれませんので、別途お申込みいただく必要がございます。過去のコンテンツも定額見放題には掲載されておりません。
● eラーニングの閲覧期間を教えてください
東京での講座開催約10日後よりその後1カ月間閲覧いただけます。お見逃しの無いよう、ご利用ください。
● スマホ、タブレットやフィーチャーフォン(ガラケー)でも閲覧できますか?
スマートフォン、タブレットでも閲覧可能です。フィーチャーフォン(ガラケー)には対応しておりません。容量の大きい動画配信となりますので、通信量にはご注意ください。(光回線/Wi-Fi環境でのご利用を推奨いたします)
過去の開催
【主催】一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会 メディア委員会
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