今でこそ今井顕先生校訂のソナチネアルバムは広まって来ましたが、第1版が出版された2003年5月は、まだまだリーマン編纂の昔ながらのソナチネアルバムが主流でした。

その頃、今井先生のソナチネの講座を受講し「何故、昔ながらのソナチネでは問題があるのか」「古典の記譜上の解釈」「その事を踏まえた上での演奏」について話を伺い、感銘を受けました。

ただ、その当時は、まだまだ昔ながらのソナチネアルバムに準ずる演奏が主流だったので、ステージに生徒を立たせる時にはどちらに合わせたら良いのか迷った事もありました。しかし、今井先生の「勇気を持って演奏して下さい」の一言で吹っ切れたのを覚えています。

ただ、どうしても忘れてしまう事もあるので、eラーニングにこのコンテンツが入った時は、とても嬉しく思いました。曲ごとに再生出来るので、今聴きたい曲がすぐに聴けるのも有り難い点です。

今井顕先生のコンテンツでは初期のものなので、「古い順」で検索してみて下さい。