講師：根津栄子先生

このコンテンツは、根津栄子先生監修の「チェルニー30の小さな物語」(東音企画)が使用されています。この楽譜を作った経緯をはじめ、基礎練習の仕方、一曲ずつの生徒への指導法、声掛けのポイントまで詳しく説明されています。

ピアノの練習と言えば、「つまらない」「苦痛だ」というイメージを持つ保護者や生徒も多いかと思います。そう感じさせないよう工夫し、ご指導なさっている根津先生の指導法は、多くの指導者のレッスンのヒントになるのではないかと思います。

私の教室でもこの楽譜を使用しています。チェルニー30番に入ると、自身の経験から身構える保護者が多いのですが、この楽譜の表紙を見せると、親子で「かわいい」と喜んでもらえます。そして、前向きな心で生徒は読譜を始めます。その気持ちを持続させるためには、指導ポイントを正しく理解し、生徒に「楽しい」「上達した」と実感してもらえるレッスンを提供することが大切です。このコンテンツで得られた"子どもたちが練習に夢中になる"指導法をレッスンで実践しています。