2021年3月26日（金）石黒　加須美先生による、普段のレッスンやコンペにも役に立つ「ブルグミュラー25の練習曲と鍵盤つき音楽ノートの活用法&実践　第５回（全５回）」をオンラインで開催いたしました。

「アラベスク」、「牧歌」、「貴婦人の乗馬」の３曲のそれぞれ練習における大切なポイントをお話頂きました。
そしてテンポ表示のお話を石黒美有先生から、アレグロやスケルツァンドなど音楽用語を実際イタリアで使われている意味の興味深いお話をして頂き、 本来の楽語の意味を改めて教えていただきました。

・３曲のそれぞれに対する拍感の正確な捉え方や、必要な指の訓練、耳の訓練の大切さ。
・「おんがくのーと」を使いながらの和音や借用和音のお話
・♯系、♭系の音質の表現
・演奏の際の身体の使い方
　など時間が足りないくらい盛りだくさんのお話を頂きました。

そして今日取り上げて頂いた３曲を美有先生に模範演奏して頂いて大変贅沢なひと時でした。

参加者から、
・テクニックや内容を理解でき、その先にある名曲の譜読みにつながるお話でした。
・ブルグミュラー２５にリタルダンドがひとつも出てこないのは目からウロコでした。
・作曲家の工夫してアピールする箇所の説明を5線ノートを使い、」生徒さんに理解させることが意義があると納得できました。
・1曲ずつ掘り下げてノートをつかいながら生徒にもきちんと理解させて曲作りをする石黒先生の指導法！大変勉強になりました。
　また美有先生がお話下さった楽語の本来の意味を知ることは曲作りに大いに役立ちます。
　などの感想が　寄せられました。

Rep： 横浜バスティン研究会　須山 直子