ピティナ・ピアノセミナー

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青柳いづみこ先生セミナー(経堂・2020/01/23開催)

青柳いづみこ VS 高橋悠治 トーク・コンサート ドビュッシーとサティと6人組のあやうい関係
講師:青柳 いづみこ

2020年1月23日(木)にスガナミ楽器㈱経堂店 ミュージックホールにて青柳 いづみこ先生、高橋 悠治先生をお招きし、「青柳いづみこ VS 高橋悠治 トーク・コンサート ドビュッシーとサティと6人組のあやうい関係 」を開催いたしました。

1月23日(木) スガナミ楽器経堂店2020年セミナー第1弾は、今年演奏活動40周年を迎えられた青柳いづみこ先生とピアニスト、作曲家の高橋悠治先生をスペシャルなトーク&コンサートをお送りしました。『青柳いづみこVS高橋悠治トーク・コンサート ドビュッシーとサティと6人組のあやうい関係』タイトルにもあるあやうい関係とは?お二人の楽しいトークと素晴らしい演奏をお楽しみいただきました。

ドビュッシーはサティの4歳上。2人の音楽は対照的ではありますが仲は良かったそうです。ドビュッシーの楽曲にはサティに影響されていたものもあり、高橋先生曰く、“人に影響を与える人は、人に影響を受けやすい”そうしてフランスの作曲家たちは影響を与え合っていたのだなと当時の様子が浮かび上がってきました。

高橋先生のサティ音楽の出会いは小学生の頃。サティの音楽は小節線がなくおもしろいと思ったそうです。そんなサティのもとに集った若き作曲家たちが6人組といわれる作曲家たち。ルイ・デュレ、アルテュール・オネゲル、ダリウス・ミヨー、ジェルメーヌ・タイユフェール、フランシス・プーランク、ジョルジュ・オーリック。高橋先生はオーリック氏と実際にお会いしたことがあるそうです。当時の時代背景や人間関係のお話を交えて演奏を聴けたのでとても身近に感じることができました。

受講者のみなさんはドビュッシーは知っているけどサティ、6人組はあまりなじみがないという方がけっこういらっしゃり、新しい音楽を知れて興味が広がっていったと思います。青柳先生、高橋先生、ありがとうございました。




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