石黒加須美先生セミナー(横浜・2019/11/07開催)
石黒加須美先生による指導法セミナー 第4回(全5回)
「まいぴあの④、⑤」と「おんがくのーと」の使い方
「まいぴあの④、⑤」と「おんがくのーと」の使い方
2019年11月7日(木)にカワイ横浜「プラージュ」にて石黒 加須美先生をお招きし、「石黒加須美先生による指導法セミナー 第4回(全5回)「まいぴあの④、⑤」と「おんがくのーと」の使い方」を開催いたしました。
いぴあのシリーズの根底にある「ショパンエチュードが弾ける生徒を育てる」という主旨を基にしてのセミナーでした。
最初に前回までの「まいぴあのぷれ①から③」までの復習を兼ねてのお話をして頂き本題に入りました。
テキストに沿ってそれぞれの曲のポイントと共に生徒に寄り添った指導ができるレッスンの進め方をお話頂きました。
「指先の形を整える練習、正しく指を動かす練習ー1の指のお話」
- 1の指の接点と他の指の接点、
「まいぴあの④からは①~③までとコンセプトが大きく違うように作られている」 - 子供が家で自分で練習しやすいように作られている
色々な伴奏形や二声の曲を弾くことを強化していく為に曲のタイトルの横にピアノマークによって練習がしやすくなっていて、曲の仕上げにも活用できる。
「児童期のレッスン」についてのお話
- 幼児期と児童期の区別を把握し、児童期は練習方法を切り替える時期であることを指導者は心得ておく。
- 児童期に「読譜力」「演奏力」「音楽力」を育てる。
- 幼児期における宿題はレッスンの復習がメインだったが、児童期は生徒自身が理解して進められるような「宿題」を与える。
- 同じ曲を再度レッスンするには、以前の反省を含め「ここをこうやって直してきてね」「これからはこういう練習をするといいよ」などと新しいアドバイスを加えてもう一つ上のレベルの練習をさせる。
- 保護者の役割―毎日の練習ができるように環境を整えてあげる。
いつもながらわかり易いお話に引き込まれ充実したひとときでした。
沢山の参加者の方々から次回のセミナーへの期待の声も聞かれました。
Rep:横浜バスティン研究会 須山 直子