徹底研究2017
※終了しました
- 2017年5月6日(土)
- 11:00開演(10:30開場)
- 王子ホール(東京・銀座)
- 【聴講チケット】
一般 ピティナ会員・学生 学生会員 通し券 10,000円 8,000円 4,000円 各部券 3,500円 3,000円 1,500円
主催:一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)/企画:演奏研究委員会/協力:王子ホール
諸説入り乱れるバッハの演奏解釈。研究と実践の中で導き出されたアーティキュレーションについての考え方と、バロックスタイルの指導法の可能性を、基本レクチャーと頻出教材の公開レッスンで紐解きます。
インヴェンション第9番へ短調 BWV780
シンフォニア第15番ロ短調 BWV801
フランス組曲第6番ホ長調 BWV817 より
テクニックの習得は、ピアノ指導の一大テーマ。子どもの将来につながるように、効率良く、粘り強く取り組む必要があります。小中学生の学習者から対応できる段階的なテクニック指導とショパン・エチュードに導く道のりを考察します。
エチュード 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」
(エチュード ハ短調 Op.10-12 「革命」)
エチュード ヘ長調 Op.10-8
(エチュード 嬰ハ短調 Op.10-4)
子どもたちを音楽の世界に導くために、これからの時代を生きるピアノ指導者が知っておくべきこと、身に着けておくべきこととは?
成長の諸段階にある生徒の好奇心の扉を開き、作品の中にある人間性を共に考え、音楽との向き合い方を問い続けてきた33年間の実践経験を振り返りながら、次の時代の日本の音楽教育が目指すべき方向を、共に考えていきます。
ブラジルに生まれ、同国とドイツで音楽を学ぶ傍ら、教育大学も修了するなど早くから教育にも関心を示していたが、1983年に来日すると、大阪を拠点にピアノ指導をスタート。以後33年に及ぶ音楽を通じた人間教育の成果は、日本の音楽教育史に欠かすことのできない足跡を残してきた。その門下生は、ロン・ティボー、エリザベート王妃、ジュネーブ、ブゾーニ、ハエン、ロベルト・シューマン、エトリンゲン青少年等の国際コンクールや、ピティナ・ピアノコンペティション、日本音楽コンクール、全日本学生音楽コンクール、東京音楽コンクール等の国内コンクールで入賞し、また、既に演奏と指導の両面で「第二世代」としてその伝統を受け継いでいる。一方で、ソロ活動はもちろん、服部久美子とのピアノデュオ、ドイツ歌曲や室内楽の共演でも輝かしい演奏活動を行ってきた。また、著書「ソアレスのピアノ講座 ~音の世界~ 演奏と指導のハンドブック」「バッハ演奏と指導のハンドブック」(いずれもヤマハミュージックメディア)は現在も版を重ねている。日本を代表するピアノ教育者のひとり。