ピティナ・ピアノセミナー

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徹底研究2017

※終了しました

第41回ピティナ・ピアノコンペティション課題曲説明会
  • 201756(土)
  • 11:00開演10:30開場)
  • 王子ホール(東京・銀座)
  • 【聴講チケット】
    一般 ピティナ会員・学生 学生会員
    通し券 10,000円 8,000円 4,000円
    各部券 3,500円 3,000円 1,500円

主催:一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)/企画:演奏研究委員会/協力:王子ホール

第1部(11:00-12:30)
J.S.バッハ アーティキュレーションの可能性

諸説入り乱れるバッハの演奏解釈。研究と実践の中で導き出されたアーティキュレーションについての考え方と、バロックスタイルの指導法の可能性を、基本レクチャーと頻出教材の公開レッスンで紐解きます。

《モデル生徒&曲目》
渡邉奏 (わたなべ・かな、小4)
◆2016コンチェルト部門A金賞

インヴェンション第9番へ短調 BWV780
シンフォニア第15番ロ短調 BWV801

渡辺康太郎 (わたなべ・こうたろう、中1)
◆2016E級銅賞

フランス組曲第6番ホ長調 BWV817 より

第2部(14:00-15:30)
テクニックの指導 ショパン・エチュードを題材に

テクニックの習得は、ピアノ指導の一大テーマ。子どもの将来につながるように、効率良く、粘り強く取り組む必要があります。小中学生の学習者から対応できる段階的なテクニック指導とショパン・エチュードに導く道のりを考察します。

《モデル生徒&曲目》
森本隼太 (もりもと・しゅんた、小6)
◆2016E級金賞

エチュード 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」
(エチュード ハ短調 Op.10-12 「革命」)

谷昂登 (たに・あきと、中1)
◆2014Jr.G級金賞

エチュード ヘ長調 Op.10-8
(エチュード 嬰ハ短調 Op.10-4)

第3部(16:00-17:00)
ソアレス流音楽教育 指導と演奏に必要な精神と教養

子どもたちを音楽の世界に導くために、これからの時代を生きるピアノ指導者が知っておくべきこと、身に着けておくべきこととは?
成長の諸段階にある生徒の好奇心の扉を開き、作品の中にある人間性を共に考え、音楽との向き合い方を問い続けてきた33年間の実践経験を振り返りながら、次の時代の日本の音楽教育が目指すべき方向を、共に考えていきます。

膨大な経験、深い教養、人間への愛情
ソアレス流音楽教育の実践を、ともに学ぶ一日

「目の前の作品をどう仕上げるかではなく、常に作品の中にある人間性に目を向けさせて下さる」
ある生徒はソアレス氏の指導をこう振り返りました。
ピアノ演奏を通じ、生徒の人間性を見つめ、個性を伸ばす音楽教育とは?
氏の主要な研究テーマの一つであるJ.S.バッハの演奏法、
ピアノ指導の大きな課題である「テクニック」習得、
そしてこれからのピアノ指導に求められるもの...。
オリジナリティ溢れる氏の思想と33年間の実践の記録を、多角的に振り返る贅沢な一日が実現します。
人工知能には代替できない一対一の人間教育が求められるこれからの時代に必見の講座です。

クラウディオ・ソアレスClaudio Soares(pf.)
「ピアニストを目指したわけではなく、音楽と人間を愛していた」

ブラジルに生まれ、同国とドイツで音楽を学ぶ傍ら、教育大学も修了するなど早くから教育にも関心を示していたが、1983年に来日すると、大阪を拠点にピアノ指導をスタート。以後33年に及ぶ音楽を通じた人間教育の成果は、日本の音楽教育史に欠かすことのできない足跡を残してきた。その門下生は、ロン・ティボー、エリザベート王妃、ジュネーブ、ブゾーニ、ハエン、ロベルト・シューマン、エトリンゲン青少年等の国際コンクールや、ピティナ・ピアノコンペティション、日本音楽コンクール、全日本学生音楽コンクール、東京音楽コンクール等の国内コンクールで入賞し、また、既に演奏と指導の両面で「第二世代」としてその伝統を受け継いでいる。一方で、ソロ活動はもちろん、服部久美子とのピアノデュオ、ドイツ歌曲や室内楽の共演でも輝かしい演奏活動を行ってきた。また、著書「ソアレスのピアノ講座 ~音の世界~ 演奏と指導のハンドブック」「バッハ演奏と指導のハンドブック」(いずれもヤマハミュージックメディア)は現在も版を重ねている。日本を代表するピアノ教育者のひとり。

徹底研究にソアレス先生をお迎えするにあたって

数々の指導実績と、名ピアニストを育ててきたソアレス先生をお招きすることができて、演奏研究委員一同、大変嬉しく思っています。
海外のジュニアコンクールを見聞された先生方の感想をお聞きすると、海外では子どもの頃から、彼らの音楽に対する姿勢がかなり違うということをしばしば聞きます。
日本の子どもは、先生のいうことをよく聞き、真面目に練習するので、難しい曲も難なく弾けますが、15歳くらいを期に状況が変わってしまうことが見受けられます。
ソアレス先生は外国の方ですが日本に住まわれている期間が長く、広い視野で海外と日本の違いを熟知していらっしゃる方です。実技・指導面ばかりでなく、心理学的な側面からも多角的な教育を実践されており、その指導法に私自身も以前からとても興味も持っておりました。
今の子どもたちは、裕福な時代に育ったためか、昔とは気質も変わってきたように思います。ですから、技術面のみでなく、身体面、心理面、様々な角度から対応していく必要があるのではないでしょうか。
生徒に接して、これからは、新しい教育法を模索していく時代になってきたような気がします。 海外と日本の視点から、一人一人の生徒さんの個性に沿った多角的な指導を実践されてきたソアレス先生の指導法は、皆さんご興味のあるテーマではないでしょうか。
ソアレス先生による多角的な処方箋をこの講座で伺うことができるのではと大変期待しております。
この機会を委員一同、楽しみにしております。(演奏研究委員長 杉本安子)

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